【トイレリフォーム】にかかる時間と日数+着工前の業者選定~契約までの流れが分かるブログ

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トイレリフォーム

こんにちは、ニュービルドスタイル 代表の
谷野卓磨です。

今回は、トイレのリフォームを考えているお客様に向けて
実際にかかる時間や日数について記事をまとめました。

トイレのリフォームと言ってもいろいろなパターンが考えられるんですよね!
それぞれについて、工程の流れなども含め解説しております。

また、記事の後半では工事が始まる前の業者の選定から
契約まで、各項目に分けてお伝えしたいことをまとめました。

リフォーム歴20年の私からのワンポイントアドバイスが
前半と後半の各所に散りばめられておりますので!

トイレのリフォームを考え中という皆様!
是非最後まで読んで頂き、参考にしてくださると幸いです m(__)m

トイレリフォームにかかる時間と日数

タニ
タニ

トイレのリフォームを検討する場合、そのリフォームの内容によって、
かかってくる時間や日数が変わってきます。
ここではリフォームのパターンと
それにかかる所用時間や日数、流れについて触れていきます。

田中さん
田中さん

トイレのリフォーム考えているけれど
どんなパターンがあるのかしら?
直すのにどれくらい時間がかかるの?
気になるわね。

パターン1 ウォシュレットの交換

パターン1、ウォシュレット(洗浄便座)の
交換は、水廻りのプロである設備屋さんが
行えばおおむね2時間程度で完了できると思います。

作業時間はそれほどかかりません。

気になるのはどちらかというと、「納期」ではないでしょうか?
ウォシュレットの交換という事は?
「ウォシュレットが壊れた」
という場面が多いのではなかなと思います。

「今ついているウォシュレットと同等品を選ぶのか?」
「それとも違うタイプのものを選ぶのか?」

すぐ直したい」という気持もすごく
分かりますが・・・

せっかくお金をかけて交換するので、
ウォシュレットの機能等も一応、
合わせて検討し、納期との兼ね合いを考えて
ウォシュレットの発注されるのが
良いと思います。

ウォシュレットが無いだけで、日常生活って
不便に感じるんですよね。
慣れってホントすごいです。

ちなみに、少々余談ですが・・・・

以前、お客様からウォシュレットの交換依頼を受けて、私自身でチャレンジしたことが
あります。

その時の施工写真です💦

建築屋の私が・・・・ もちろん初めてです。自分自身で交換するなんて。

何か自分でもできそうだなっと思って、
やったんですけど・・・・

かなり、てこずりました。😢 

4時間くらいかかってやっと取り付けた
感じです(笑)
やっぱり「餅は餅屋」!
プロに任せるのが良いですよ!

身を持って体験しました(笑)

ちなみにこちらの住宅はトイレが二ヶ所あるので
作業中はもう一方のトイレを使っていただきました。

パターン2 便器本体の交換

パターン2、便器交換も極端に時間がかからないと思います。
おおむね3時間程度で完了できるのではないでしょうか。

イメージとしては、設備屋さんが朝8時半に来たと仮定した場合で説明すると。
「おはようございまーす。これから便器交換進めさせていただきます。」

作業の流れ
床などの養生⇒水抜き栓を止める⇒既存便器の撤去⇒便器の取付⇒片付け⇒試運転

水漏れ等の確認をして、大体12時ごろには完了
こんなイメージになると思います。

工事がスタートするとトイレが使えなくなりますので、事前にトイレを済ませておいたり、
買い物がてら近所のスーパー等で、トイレを済ませて頂く等の対応が必要となります。

便器だけ交換の場合で、もうひとつお伝えしておきたいことがあります。

床の部分についてなんですが、古い便器と
新しい便器とでは床に設置される部分の
形状がほぼ違います

その場合、便器の形状の変化に伴い、もともとの便器の時には
隠れていた汚れが、あたしい便器になることで見えてくるかも知れません。

せっかく「新しい便器に交換して快適に」と思っていたのに、
思いもよらぬ床の汚れがあったのでは、うれしい気持ちも半減し
テンション下がっちゃいますよね。

予算の都合上など、便器の交換だけという場合は致し方ないのですが、
見積もり時には、クッションフロアーなどの床材の交換も合わせて
検討されると、満足度の高いリフォームになると思いますよ!

パターン3 便器の交換+クッションフロアーの張替え

パターン3は、便器の交換と床の仕上げ材であるクッションフロアーの張替えです。
作業時間としては、、、、

う~ん、概ね5時間くらいはかかると思います。

私がこのパターン3の依頼を受けた場合で、8時半からの作業を想定すると、
お客様には「大体15時ごろまではかかると思います」と伝えます。

作業の流れとしては
床などの養生⇒水抜き栓を止める⇒既存便器の撤去⇒既存クッションフロアーの撤去
⇒床パテ処理⇒パテの乾燥⇒クッションフロアー張り⇒便器の取付⇒片付け⇒試運転

最後に水漏れ等の問題が無いかなどを確認して完了。

今回の工事も、パターン2と同様に一定時間トイレが使用できなくなります。

パターン2との違いは、床仕上げ材のクッションフロアーの張替えがありますので
設備屋さんと内装屋さんが入れ替わって工事を進めるころです。

もちろん、建築屋さんに発注した場合、現場の段取りはその建築屋さんの
担当者が行いますので安心してください。

このパターン3(パターン2も含む)でお伝えしておきたいことは、

便器を外すと水をためるタンクの裏側の壁部分(クロスなど)が
結構汚れているケースが多いことです。
やっぱり水を貯めるんで、カビが発生していたりします。

ここまでお付き合いくださっている皆様からは、

パターン2,パターン3と読むと、結局なんだかんだ言って、

便器を交換するという事は、床や壁の仕上げ材の交換もしなければならないの?

というようなご指摘が入りそうですね・・・・

今までの経験から申しますと、「現在のトイレの状況とお客様が
予定している予算による」というような答えになるかと思います。
(あたりさわりのない、一般的な回答ですが・・・・💦)

ただ大切なのは、トイレをリフォームする時のきっかけや目的って
多くの場合、お客様の気持ちの中にある「きれいにしたい
じゃないかと思うんですよね。 「きれいにしたい!」

ここがやっぱり重要なんだと思います。

そして、そこを抑えたうえで、満足度の高いリフォームに
するためには、検討が大切です。

検討とは、パターンや選択肢を上げることです。

当初は、気にしていなかったことも打ち合わせを進める中で
気になることも出てくるかもしれません。

どうしようか迷ったときには、二パターン位の選択肢を
あげて、その中で検討してみては如何でしょうか。
パターン2同様、満足度の高いリフォームになると思います!

パターン4 便器交換+クッションフロアーとクロスの張替え

パターン4は便器の交換と床の仕上げである
クッションフロアーの張替えそして、壁、天井の仕上げであるクロスの張替えです。

作業時間としては、ほぼ一日かかると考えた方がいいと思います。

作業の流れとしては
床などの養生⇒既存便器の撤去⇒壁、天井、床仕上げ材の撤去⇒
壁、天井、床のパテ処理(必要に応じて)⇒パテの乾燥⇒壁、天井、床の仕上げ
⇒便器の取付⇒片付け⇒試運転

最後に、水漏れが無いか、そして奇麗になったトイレを見て完成です。

ちなみに、既存クロスを剥した状態ってこんな感じです。↓↓↓↓

トイレって、狭い空間なのか? 
クロスの張替えをすると
ガラッと空間の雰囲気や明るさが変わるんですよね。(個人的にそう思います)

居間などの広い面積の張替えとはまた違った雰囲気と言いますか・・・

例えて言うなら「新築にもっどた」っていう感じかな・・・!

話を戻しまして、、、今までのパターン同様に工事が始まると
トイレは使えなくなります。

パターン3との違いと言えばそれほど大きな違いはないのですが、

挙げるとすれば、クロスの張替え作業がありますので、
必然とその分の作業時間が増えるというとことになります。

このパターン4でお伝えしておきたいことは、今回の工事では、
便器、壁、床、天井が新しくなるので、トイレの空間全体が
新しくなります。

そこで浮いてくものがあります。

何だか分かりますか???

ヒントは、今まで使用していたものを、
そのまま再利用すると目立ってくるものです。

答えは「ペーパーホルダー」「タオル掛け

このトイレの「陰の立役者」である
ペーパーホルダーやタオル掛けを
再利用する場合、意外と目立つんですよね。
汚れがついていたり、色あせがあったりして・・・・・

便器の事ばかり考えていて「うっかり忘れた~」という事も有ります。
チョットした注意ポイントですよね。

予算の兼ね合いもあると思いますが、
トイレリフォームの際は「ペーパーホルダー」や「タオル掛け」
「網戸」等の交換も、検討項目として上げて頂くと満足度の
高いリフォームになると思います。

トイレリフォームにかかる時間と日数 大工工事編

タニ
タニ

トイレリフォームにかかる日数と時間という項目を
パターン1~4に分けて紹介してきましたが、
このパートでは大工工事が必要な場合の
トイレリフォームについて紹介していきます。

田中さん
田中さん

今までの説明では、設備と内装の業者さんが
メインだったわね。大工さんが必要なトイレの
リフォームって・・?

そういえば、うちのトイレの床
最近何だか弱くなってきているのよね。

大工工事が必要な場合のトイレリフォーム

見積書には大工工事ではなく、木工事と書かれている場合が多いかもしれません。

ここでは、大工さんが必要となる工事、
大工工事」という表現で記事を書いて
いきます。

トイレのリフォームで大工工事が必要になる場合とはどんな時か?

いろいろな状況があると思いますが、こんな場合が考えられます。↓↓↓↓

  • 経過年数により床が腐ってきた
  • 足元が寒いので床の断熱材を入れ替えたい
  • 和式の便器から様式の便器に交換したい

トイレのリフォームで大工工事が必要な場合とは、ほとんどが
現状の床の状態を改善したいといったいうケースです。


それでは、各項目に分けて作業にかかる
時間や日数そして作業の流れを
見ていきましょう!

トイレの床が腐ってきた。断熱材を入れ替えたい

トイレリフォームの相談を受けて、現地調査にいくと床が軋んだり一部が腐れて弱くなり、
足で押すと凹むといったケースがあります。

こういった状況を発見した場合、便器の交換だけでは
納まらず、床自体を解体して、床根太など構成部材の
交換をお薦めすることになります。

もちろん、床を解体して復旧するので新し断熱材に
入れ替えて施工するのが一般的です。

新たに断熱材を入れ替えする場合、納まりにもよりますが、
15㎝の厚みを基本として入れ替えを行いますので、床の
断熱改修といった側面も含めた工事内容となります。

床の解体と、断熱材の入れ替えはこんな感じです。↓↓↓↓

で、作業時間と日数についてですが、
8時半ごろから作業を開始したとして
17時では多分、完了できないと思います。

現場は生き物なので一概には
言えないんですけど・・・
最後の工程である便器取付の終了が19時ごろ
になるのかな。といったイメージです。

結論としては作業時間は
残業をして一日という事になります。

作業の流れとしては
床などの養生⇒既存便器の撤去⇒
壁、床の解体(大工工事)⇒断熱材等床の復旧
⇒壁、天井、仕上げ材の撤去⇒壁、天井、のパテ処理(必要に応じて)⇒パテの乾燥⇒
壁、天井、床の仕上げ⇒便器の取付⇒片付け⇒試運転

最後に、水漏れが無いか、そして奇麗になったトイレを見て完成です。

こんな感じです。ちょっと古めの写真ですけど💦↓↓↓↓

今回の床を解体するパターンでお伝えしておきたいことは
水抜き栓の交換」です。

トイレの床を解体して新しくするということは、それなりに
築年数が経過していることも想定されるため、この場合必ず
検討項目に上げてほしいのが「水抜き栓の交換」です。

水抜き栓の交換は床を解体した時にしか
出来ません。

そして、床を解体して行うリフォームはそうそう頻繁に
行うものでもありません。

ご自身の住宅が何年経った住宅なのか?
そこを参考にして将来的な展望も考慮し、
ご検討して頂ければと思います。

和式の便器から様式の便器に交換したい

和式の便器から様式の便器に交換する流れは
先程の床を解体するパターンと、ほぼ同じです。

和式のトイレの場合の特徴として、二段になっている床を、
低い方に合わせて作り直すことが必要となり、このため、
高い方の床で隠れていた壁部分の補修が発生してきます。

この和式便器から洋式便器に要する時間ですが壁などの補修を
考慮すると最低で2日間はかかるという感じです。

ざっくりのイメージとしては、
1日目「大工工事」
2日目「内装工事」こんな感じかな。

2日間にわたってトイレリフォームを進める場合、お客様との打ち合わせで
大切になってくるのが!

工事中の2日間トイレは使えないのか?という事です

2日間の流れはこんな感じ。

一日目は大工工事の作業を床合板張りまで
仕上げ、作業終了時に設備屋さんに来てもらい新しい便器を仮設置します。
(一日目の作業終了)

2日目は朝、設備屋さんに来てもらい仮設置した便器を一旦取り外し
その後、クロス張りや床のクッションフロアー張りを仕上げて、
設備屋さんに便器を取付してもらい完成!

こんな感じの流れになります。

1日目の作業終了時には新しい便器を借り設置いたしますのでご安心ください。

トイレリフォーム着工前の打ち合わせから契約までの流れ

タニ
タニ

今まではトイレリフォームに要する時間を中心に、
着工してからの流れ等を交えて説明してきましたが、
このパートでは工事が始まる前の流れである
業者選定から着工までについて触れてまいります。

リフォームを円滑に進めるためには大切なことね。
でも、業者さんは知らないし、打ち合わせも不安だわ。

タニ
タニ

大丈夫です!
ポイントなどを説明して
いきますね!

①業者選定

皆様は、リフォームをお願いする業者さん
(建築屋さん等)とお付き合いはありますか?

住んでいる家の事で、困ったことがあった場合に
相談できる業者さんはおりますか?

イメージとしては、かかりつけ医のような感じで、
何かあった時に頼める業者さん。

「新築当時からの建築屋さんとお付き合いしていますよ」
という場合は特に問題ないですよね。もすでに信頼関係が
築けている業者さんがおりますから。

でも、「トイレを直したい」「リフォームがしたい
家のことを相談したい」などなど・・・・

このような状況で、相談できる建築屋さんを知らない
といった場合はちょっと困りますよね。
トイレの便器が壊れたってかなり困ります。

「どこに相談したらいいんだろう?」

知っている業者さんがいない
お付き合いしている業者さんがいない
このような場合

どうやって業者さんを探すのか・・・・?

方法は3つです。ほぼこの3つに絞られると思います。↓↓↓↓

  • 知り合いから紹介してもらう。
  • 自分で調べる。(インターネットも活用してみる)
  • 地元の工務店、建築業者、リフォーム会社に問い合わせをする

なんだそんな事かと思われるかもしれませが、大きい括りで言うと、
ほぼこの3つのいずれかで業者さんを探し、そして出会い、
選定していくことになると思います。

知り合いから紹介してもらう

建築業者さんを探すときに、一番多いパターンがこの「知り合いから紹介」してもらう
出わないかと思います。

知り合いからの紹介で一番いいのは、やはり、まだ会ったことは無いとはいえ
同じ共通の人から紹介されているという安心感があります。

お互いが、共通の方に紹介してもらうことでちょっとした壁を
無くした形でスタートできるところが良いですよね。

自分で調べるには

お知り合いの方が建築屋さんとお付き合いがあり、紹介してくれれば
良いんですが、そうではなく自分で調べて探さないといけない場合は
少々手間がかかりそうですよね。 めんどくさそう・・・・

そんな場合、建築会社、リフォーム会社を紹介している
サイトがあります。

自分の周りに知っている建築屋さんがいない、地元の建築屋さんも知らない
このような場合、建築会社の紹介サイトを参考にしてみるのも良いと思います。

気軽にお問い合わせ出来ところが良いところだと思います。

私が紹介しているサイトなので安心して検索して見て下さい。
そして、業者選定の参考にしてみてください。

地元の工務店、建築業者、リフォーム会社に問い合わせをする

同じ自分で業者さんを探すにも、ネット上で業者さんを探すよりも
地元の工務店や建築業者、リフォーム会社に問い合わせをする方が
少し気持ちが楽かもしれません。

地元、住んでいる町の建設会社と言うだけで親近感が湧くものです。

探し方としては、インターネットの検索で会社のホームページから
電話番号を調べたり、電話帳で電話番号を調べて、問い合わせを
するといった感じになると思います。

お客様側からすると電話をするといった手間や初めて問い合わせをするといった
目に見えないちょっとした壁があるかと思います。

ちょっとした行動でも結構勇気がいるんですよね。

業者選定で共通して言えること

今現在、建築業者さんとお付き合いが無い場合でどのように
建築業者さんを探すのか?大きい括りで3つのパターンを紹介しましたが、
それぞれで、出会い方は違えど大切な共通事項があります。

これは、私自身がお客様と打ち合わせをするときに
気を付けている事でもあります。

  • こぎれいにしている
  • 時間を守る
  • メモを取る
  • 説明や対応を親切
  • お客さんの持ちをできる限り汲み取る
  • 安売り営業をしない(何%引きですよ~)

知人からの紹介を受けたり、ネットで調べてみたり、地元の建築屋さんに
問い合わせをしたり、いろいろな形で業者さんに出会いますが、
初対面は、初対面です。

そして、これから打ち合わせを重ねて素敵な
リフォームをしなくてはなりません。

そのためには、これから会う初対面の建築屋さんが
どのような対応をしてくるのか?
上記の事を参考にし業者選定をしてみるのも良いかと思います。

建築業者である私からのちょっとしたアドバイス。
(私も今一度気を付けます)

「今度またリフォームをする時もお願いするわね」
そんなお言葉を言って頂けるご関係を是非築きたいものです!

業者選定についてはこちらの記事で詳しく解説しております。↓↓↓↓

【リフォームの業者選定】を詳しく解説!信頼できる業者の選び方とそのポイントが分かるブログ

②打ち合わせ

信頼できる業者さんが見つかったら今度は、
どういったリフォームを考えているかの
打ち合わせです。

修繕等の考えを伝えたり、相談したり、
そういったやり取りのスタートです。

この打ち合わせを進める上で大切になってくるポイント2つあります

  • 何をしたいのか(便器を交換したい)(トイレ全体をリフォームしたい)
  • どういった不具合を感じているのか
    (トイレが汚れてきた)(アンモニア臭がする)

上記の2つのポイントで何が大切かというと「目的意識」です。

何で今回、リフォームをしようと考えているのかという
目的意識を明確にすることが大切になってきます。

例えば、「便器が古いから交換したい」は
少し目的意識が弱いかもしれません。
なぜ弱いかと言いますと、「古くても便器を使おうと思ったら使えるからです。」

逆に「便器も古いしウォシュレットも最近調子悪いから便器自体を新しくしたい」
といった場合は「目的意識」が強くなります。

また、長年の使用による黄ばみ等の汚れ、小便のによるアンモニア臭など
これらを改善したいといった場合も目的意識が強いと感じます。

この目的意思が明確でないと、せっかくの打ち合わせも、あっちに話がいったり、
こっちに話がいったりすることになりかねません。

以前、私が商談していたお客様で、当初の相談内容はサッシ交換でしたが、
何度か打ち合わせを進めていく中、今までのサッシ交換の話はなくなり、
何故か突然、屋根の改修工事へと急展開したことがあります。

せっかくここまで時間をかけ打ち合わせをしたのに・・・・
今までの内容とは全然違う話です。
滅多にないですが、流石にこちらから商談のお断りを
伝えた案件です。

建築屋の立場から言うと
何をしたいのか分からない
という事になります。

お互いの信頼関係を築き上げるためにも
是非「目的意識」を大切にしていただけたら
幸いです。

③現地調査

打ち合わせと同時に進めていくのが
現地調査です。

打ち合わせをの内容を確認したり、現在の状況を確認したり、
どの様に納めるかを検討するため、寸法どり等を行います。

トイレのリフォームを建築屋さんと進めている場合は、見積もりを作成するため、
各業者さんとお邪魔をし、お客様との打ち合わせ内容をもとに、納まりや段取り
そして計画の全体像などの打ち合わせを行います。

この現地調査は、見積もりや工事内容によって何度かお邪魔することがあります。

お客様である皆様は、建築屋さんの協力業者さんと、ここで初めて
面識を持つと思うので、コミュニケーションをとるいい機会だと思いますよ!

④見積もり

打ち合わせと現地調査の次は見積もり作成に入ります。

今までのお客様との打ち合わせや現地調査での情報をもとに納まりなどを考慮し、
各項目でかかる数量や費用を算出していきます。

工事の内容やボリュームにもよますが、トイレのリフォームですと見積提出まで、
おおむね1週間程度はかかと思います。

この見積もりの提出を受けることで、今回のリフォームにかかる金額や
工事内容、工程等が明確となりハッキリとした全体像がつかめる形となります。

⑤契約

見積もりの提出を受けてお客様が要望してきた内容等を
確認し、特に問題が無ければ契約を交わします。


契約書自体は全て大切な事柄が書かれております。

支払い条件は必ず確認してください!

特に初めてお付き合いする業者さんとの場合は。

この確認をすることで信頼関係が、また一歩進むんですよね。
私はそう感じます!  (ご参考までに)

後は、実際に着手する日を決めてトイレのリフォームがスタートします。

まとめ

前半は、トイレリフォームのパターンを挙げて、その工事にかかる時間や日数、
そして、その流れなどを解説しました。

後半は、着工前の作業として、業者選定、
打ち合わせや現地調査、見積もりなど
実際にどういう流れがあってリフォームが
着工されていくのか?
そんなことがイメージできるように書き進めました。

同じ住宅はありません。

新築当時は同じような住宅だったとしても
経過年数やメンテナンス等によって
変化します。

100件、住宅があれば100通りの
リフォームが存在します。

皆様がこれから行う素敵なリフォームの
一助になれば幸いです。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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