内装工事、居間壁天井クロスの張替え！施工例と注意ポイント！

こんにちは、ニュービルドスタイル　代表の谷野卓磨です。

クロス張替えの注意ポイント！

新築でクロスを張る場合と、リフォームでクロスを張り替える場合には
その状況が異なります。

壁や天井を新しくキレイにするために、クロスの張替えを行うのは
ごもっともなんですが、その考えばかりが優先してしまいますと
「失敗した！」といった結果になりかねません。

そうならないために、クロスの張替えをする際の
注意ポイントを何点か紹介いたします。

想像して欲しいのは「新築時との違い」です。

リフォーム用の見本帳からクロスを選択する

クロスの張替えを施工する際、剥がしたクロスの裏紙が
下地に残ってしまい、完成時に「なんか凹凸が気になる」
といったケースが時折あります。

このような凹凸を極力目立たなくするために各メーカーから
リフォーム用の見本帳が用意されていることをご存じでしょうか？

特徴としては、「厚みのある」クロスが抜粋し収録されていること。

新築の時には無いクロスを剥がすといった作業、そのときに発生する
凹凸、この裏紙による凹凸の影響をなくすためにパテなどの下地処理を
行いますが、どうしても防ぎきれないケースもあります。

このようなクロス張替え特有の影響を緩和させるため
リフォーム専用の見本帳が用意されております。

リフォームの際にはぜひ一度、厚みのあるクロスを検討してみてください。

クロスの張替え「失敗した」とならないために。

引用元　サンゲツHP　https://www.sangetsu.co.jp/digital_book/wall.html

引用元　リリカラHP　https://www.lilycolor.co.jp/interior/catalog/

天井の張替えはどうするの？

リフォームの検討時、「壁のクロスも張り替えたい」というご要望は
よく頂きますが、この時に今一度確認しておきたいのが天井のことです。

「天井の張替えはどうするのか」？！

汚れている、キズが付いている、破けている等
この現象、どちらが起こりやすいのか？「壁」「天井」で比べてみると
答えはやはり「壁」

そして視界に入りやすいのは？もちろん「壁」

このことから、クロスの張替えは「かべ」が定番のご要望でありますが…
一度天井も見てください。

いつもは視線がいかない天井…忘れられている存在…
長年の埃などで意外と汚れていませんか？！

そして、その視線の流れでちょっとイメージしてほしいのが、
壁のクロスだけを張替え、天井のクロスはそのままとした場合…

どうでしょうか？

既存の汚れた天井がそのまま残り、壁は新しいが、しかし…
天井は「汚い…」
こんな具合にならないでしょうか？！

これは、クロス張替えリフォームのあるあるで失敗パターンです。

注意ポイントとして押さえておいてくださいませ。

クロス以外の汚れ

クロスの張替えで注目しておきたい点がもう一つあります。
それが、「クロス以外の汚れ」です。

例えば、コンセントの汚れ、換気扇の汚れ、換気口の汚れ、壁と天井の
取り合いについている廻り縁の汚れ等、これらの汚れはクロスを張替えた際、
必ず目立ってくることになります。

汚れの程度もいろいろあると思いますが、特に注意したいのが
「たばこのヤニ」の汚れです。

たばこのヤニの汚れは、なかなか落ちにくいですし、落ちたとしても
まだらとなるケースもあり、結構厄介なんですよね。

もしコンセントやスイッチ、空気を取り込む換気扇等がたばこのヤニで
汚れている場合、予算の都合もあるかと思いますが、新しくすることを
視野に入れ検討してみてはいかがでしょうか？！

クロス以外の汚れ、結構大切なポイントです！

居間クロス張替えの施工例

以前施工した、居間のクロス張替えです。
一面だけ、工事前、工事中、完成という流れで紹介いたします。

ちなみにこの時は、居間の張替えと台所の張替えも行いました。

居間12畳、台所6畳、どちらも壁と天井の張替えで
施工日数として2日間でした。

工事前

築40年の住宅。

過去に何度かクロスの張替えをしていますが、薪ストーブを
使用していたこともあり、結構クロスが汚れていました。
（お分かりになりますでしょうか？）

工事中

壁の古いクロスを剥がした状態。

少し、丸くグレーとなった部分がパテ処理（下地処理）をした部分です。

完成

壁と天井が仕上がり完成でございます。

無料特典のご紹介！

クロスの張替え工事を受注させて頂いた場合、先ほどご説明で挙げた
コンセントや換気扇、換気口等の清掃サービスを行っております。

状況に応じた対応となり、完全に汚れを落とせない場合もありますが
ご理解を頂いたうえで、水拭きの清掃を行わさせて頂きます。

まとめ

今回はリフォームでクロスの張替えを行う際の注意点を中止に
お伝えをしてまいりました。
今後内装工事等を行う際の参考になれば幸いです。

PS

もう少し詳しく知りたい、一度見て欲しい、その他、住宅のリフォームに
関することなどお気軽にご相談ください！

建築士が対応させて頂きます！