簡単に床のリフォームができるクッションフロアの紹介

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リビングリフォーム

こんにちは、ニュービルドスタイル 代表の谷野卓磨です。

床って長年暮らしているとどうしてもキズがついたり、汚れたりして
気になってしまうことありますよね?!今回は、床のリフォームで
施工性の良いクッションフロアの紹介です。

現在お住いの床はどんな床材ですか?多分、居間などの居住スペースは
木質系のフロア材が使用されておるともいます。

この床をリフォームするとなったら一般的には床を一度解体をして
新しい床に仕上げ直しといった作業が発生します。
これってかなり大掛かりな工事ですよね。

そうなると、めんどくささも手伝って、前から気になっているキズも
汚れも「ま~いいっか~」てな感じになると思います。

そこで今回は、床を解体せずに極力シンプルにリフォームができる床材、
クッションフロアの紹介いたします。

床を簡単リフォームできるクッションフロア

最近の木質系フロアは表面が固くキズが付きにくい仕様となっておりますが、
皆様のご自宅の床はどうでしょうか?20年以上前の建物など、木質フロアの
品質や築年数に応じて、キズや汚れがそれなりにあると思います。

当たり前といえば、当たり前なんですけど・・・・

今まで生活してきた中で、子どもの成長とともについた傷や汚れ、
いすやテーブル、家具等の移動によるもの、猫やワンちゃんを飼っている場合
また、日射の影響による色の変化など、いろいろな状況でキズや汚れがついてしまいます。

ちょっとした傷や汚れであれば気にならないと思うんですけど・・・・
床はキズや汚れが付くものといった感じで。

でも、年数の経過ともにキズや汚れが増えて目立つようになると、
古さを感じるようになり、何かのタイミングで「リフォームしたほうが
良いかな?」
と考えたりすることもあると思います。

そんな時に、一つの提案としてお薦めしたいのが施工性の良い
クッションフロア
です。

引用元:サンゲツHP https://www.sangetsu.co.jp/newproduct/cushionfloor/

居間の床をクッションフロアでリフォーム

先日、リフォームした借家住宅で、お客様から居間の床をクッションフロアに
したいとのご要望がありました。
いろいろお話を聞いてみると、やっぱり出てくるのが「掃除」のこと。

既存の床の仕上げはタイルカーペットが敷いてあったことから
汚れが気になるのと住んでから少しでもお掃除を楽にしたいと
ご相談を受けました。

そこでご提案させていただいたのが、クッションフロアです。

よく、トイレやユーティリティーなど床材として
使用されていることから水回りに使用するものという
イメージになるかもしれません。

確かに、新築で居間などの居住スペースに使用されるのはかなり
少ないかと思いますが、リフォームでは居住スペースでも勧めできます。

クッションフロアのリフォームは基本的には床の木材等の解体がなく
既存の床の上に張っていくので施工スピードが速いです。
そして今まで気になっていたキズや汚れが無くなりきれいな床に
生まれ変わる。

これが床のリフォームでお勧めできる理由です!

こんな場合でもクッションフロアは張れます

木質フロアの表面が剥がれてきたといったケースが稀にあります。
特に、長年椅子を使用してしてきた床でみられる症状です。

床の表面が剥がれていて、かなり傷んでいのがわかりますが、↑↑↑
このような場合でも剥がれた部分に「パテ」という補修を行うことで
クッションフロアの施工が可能となります。

パテの施工ってこんな感じです↓↓(先ほどの再掲)

床の表面が剥がれた場合でもクッションフロアの施工は問題なくできますが、
注意点として、今までと同じく椅子の足が先ほどの写真のようにプラスチック製の
のもので、硬い場合や、キャスター付きの椅子の場合などはお勧めできません。

クッションフロアの表面がそれほど頑丈でないためです。

床のリフォームを期に椅子の足にはモヘアなど柔らかい素材のスペーサーを
つけて使用するのがよいかと思います。

どうしてもキャスター付きの椅子を使用したい場合

そうはいっても、プラスチック製の足の椅子やキャスター付きの椅子を
今まで通り使用したい。
多分こちらのケースのほうが多いかもしれませんね。

このような場合で勧めできるのが、「長尺シート」

あまり聞いたことがない床材かもしれません。

住宅ではほとんど使用されないと思いますが、学校や病院、福祉施設等で
称される床材で素材としてはクッションフロアに似ている床材です。

施工性もほとんど同じ長尺シート、
何がクッションフロアと違うのかといいますと、
表面の硬さが違います!

写真じゃちょっと伝わりませんが、クッションフロアと長尺シートの
サンプルを触って比べるとその違いがはっきりと分かります。

長尺シートは、施設での使用を前提としているので素材表面が
クッションフロアよりも固く耐久性の良いものとなっております。
逆に言うと、クッションフロアは長尺シートよりも弾力性が
あるといった見方ができると思います。(個人的な感想)

はだしで歩く脱衣所などクッション性(弾力性)があるほうが良いので
だから住宅の水回りにはクッションフロアが採用される。
こんな感じでしょうか。

クッションフロアの特徴

それでは、クッションフロアの特徴として利点や欠点などを
まとめてみたいと見たいと思います。
床のリフォームを検討する場合の参考としてください!

クッションフロアの利点

私がリフォームを通じて、感じるクッションフロアの
利点はこんな感じです。

  • 掃除がしやすい
  • 水に強し(濡れても表面がはじく)
  • 柄がたくさんある
  • 施工性が良い

掃除がしやすい、水に強い

掃除がしやすいと、水に強いは共通する分だと思いますが、
クッションフロアの特徴として、木質フロアとは違い表面が
ビニール製の加工が施された材料なので、汚れがこびりつきにくい。

そして、もちろん水も吸収されることなくはじくので結果、
お掃除がしやすいということになります。

選べる柄がたくさんある

木質フロアは木目の柄に限られますが、クッションフロアは
多種多様な柄があます。

リフォームのイメージに応じて、例えばタイル調の柄を選択してみたり
木質系に限定されることなくリフォームを楽しむことができるのも
クッションフロアのではないでしょうか!

施工性が良い

「施工性が良い」といことは何度か登場している言葉ですが、
ザックリいうと仕事が速いということです。

木質フロアでのリフォームを行う場合、大工さんでの施工がメインとなり
床の解体から始まって、下地となる板を張りその上に仕上げの
木質フロアを張って完了。
ほとんどの場合、巾木の交換もセットでの施工となります。

まず、一日の施工では無理!だと思います。

クッションフロアの施工は、基本解体がありません。
水回りで、既存の床にクッションフロアが張られている場合は
はがすという作業も必要となりますが、居間が木質フロアで
あれば、そういった作業もないのでパテを行って乾いたら
クッションフロアを張っていく、そのような流れになります。

メインは内装屋さん。
住設機器の取り外し等も考えられるので設備屋さんや電気屋さんの
出入りも想定されます。

クッションフロアの欠点


利点の次は、欠点です。
私の個人的な見解となりますが、クッションフロアを
検討する際の参考材料となれば幸いです。

  • 破れる可能性がある
  • 柄が多くて迷う
  • 跡が残る
  • 壁際の汚れが目立ってくる

破れる可能性がある

クッションフロアの表面は柔らかいです。
サンプルを触ってい頂けるととわかると思いますが、
ひっかいたりすると破れたり、キズが付いたりします。

また、猫やワンちゃんを飼っている場合、居間などの居住スペースで
クッションフロアを使用するのはお勧めできません。
多分、それほど時間が経たないうちに傷んでくると思います。
(念のためもう一度、、、私の個人的な見解です)

ペットを飼っていてお掃除のことを考えるとやっぱりクッションフロアを
検討したいとった場合、ペットにも対応したものもあるようです。
参考までにリンクを張っておきます。

クッションフロア したいことから選ぶ|サンゲツ
いろいろな種類があって迷ってしまうクッションフロア。どれを選んだらよいか、目的別にまとめました。

柄が多くて迷う

これは先ほどの、利点と逆の話になるんですけど。
選べる柄が多いため迷ってしまうといったケースもあります。

「決めきれない」といったケースです。

床は面積が広く、室内の印象に大きく影響を与えるため
いろいろ考えてしまうんですよね。
(わかります)

そんな状況で、もしナチュラル系で迷われているんであれば
チェリー柄がおすすめですよ!
例えばの話ですが・・・・(笑)↓↓↓

跡が残る

これも、木質フロアにはないクッションフロアの特徴といいますか、
欠点になるのかなと思います。

クッションフロアはその名の通りクッション性があります。
ただ、そのクッション性があるがゆえに、重たいものを長時間、
同じ場所に置いておくと跡がついて残ります。

冷蔵庫や洗濯機などどうしても置き場所が固定されてしまうような
場合はしょうがないですが、テーブルや椅子など部屋の模様替えに応じて
レイアウトを変えるような場合、ちょっと残念な気持ちになるかも知れません。

対策としては、テーブルや椅子の裏の部分に、フェルト状の
パッチを張ることですかね。
ホームセンタ等で売ってますよね、あれです!

壁際の汚れが目立ってくる

住宅のリフォームで、木質系のフロアの上にクッションフロアを張る場合
最後の工程で、新しく張ったクッションフロアと壁との取り合い部分に
一般的な納め方として、コーキングを施工します。
(厳密には巾木との取り合い)

このコーキングを打った部分、完成時にはそれほど
気にならないと思いますが、年数の経過とともに
どうしても汚れが付着してしまいます。

クッションフロア自体の欠点というより、施工上どうしても
起こりうる致し方ない部分かなと個人的には思っております。
一応、この場を借りてご紹介させていただきました。

施工事例の紹介

クッションフロアを張ったリフォーム施工事例をご紹介いたします。

居間にクッションフロアを張った施工事例

今回何度か登場している写真ですが・・・
チェリー柄のクッションフロア、これが結構よかったんですよ!
何が良かったって!
はっと見た感じ、木質フロアを張った感じが出ているところ!

もっと言えば、一瞬、「木質フロアか?」と思ってしまう。

木の柄のクッションフロアって個人的にはどうしても
安っぽく見えてしまう場合が多いんですが、今回の
チェリー柄は違いました。

目地が幅広だったのも影響しているかもしれません。

トイレにクッションフロアを張った施工事例

こちらのトイレリフォームでは壁が汚れた場合でもお掃除がしやすいように
腰壁にキッチンパネルを合わせて施工しました。

施工上の注意ポイント

床のリフォームでクッションフロアを採用する場合
ちょっと押さえておきたいポイントをご紹介します。

住宅で使用する一般的なクッションフロアは厚みは
1.8ミリあります。
既存の木質フロアの床の上にクッションフロアを張るということは、
約2ミリの厚みが出来てくることになるのですが・・・

現在の住宅はほとんどがバリアフリーの床となっており
敷居がないためどこかでこの厚みを解消して
あげなくてはなりません。

そこでポイントになるのが、どこまで張るのか?
どこで切り分けるのか
です。

これがちょっとバリアフリーの悩ましいとことなんですけどね。
切り分けるとしたら、一般的に出入り口の扉の下で
切り分けるるようになると思います。

施工上の注意ポイントでした。


まとめ

今回は床のリフォームとしてクッションフロアに焦点を当てて
ご紹介させていただきました。
木質フロアや他の仕上げ材も検討されると思いますが、いずれも
長所短所があり、どれを選択するかはそのリフォームの目的に応じて
変化するのだと思います。

今回の記事でクッションフロアを採用するのか?しないのか?
その検討材料になれば幸いです。

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